Gmail is not e-mail?
知り合いにinviteしてもらって*1、Gmail*2にアカウント*3を作った。
さすがGoogleが作るだけあって、洗練されたセンスを感じるわけだけれど、これって単によくできた「検索機能付きwebメーラ」に分類すべきではなく、見た目はメールですが新しいコミュニケーションのメソッドと考えるのが妥当ではないかという気がする。
電子メールの典型的な利用形態としては、クライアントがpopでサーバにアクセスするというものだけれど、その場合メッセージの複製がクライアントに「転送」される。これがimapの場合だと、サーバにあるメッセージを必要に応じて選択、「参照」するという形態になる。しかし、imapでも一般的な利用方法としてはクライアントにコピーを作成しているのが多いだろう。
Gmailもブラウザで読むimapと思えば思えないこともないが、例えば調べたいことがあったときに検索するためにアカウントを作りmailing listにsubscribeしているような人(例えば私)にとっては、コピーを作らずに検索用の情報をfeedする仕組みとして使うことが可能だ。その場合、検索結果を参照するまではメッセージの実体は「転送」されない点が最大の違い。いつか、「昔はメールをいちいちローカルにコピーして読んでいたんだって。信じられないね。」なんて言う日がくるかもね。