ささやかな文化的雪かき

haradats2005-06-04


Linux Conferenceの当日説明資料を仕上げてPDF化した。今回の発表は、2003年からの活動の集大成とも言えるので、資料の中にdiscography的なページと謝辞を追加してみた。6月中旬には論文と合わせてカンファレンスのサイトに掲載されるはず。

横浜は夕方から雨が降ってきた。誰かが泣いているような、そんな降り方だ。僕は、近所の生協からの帰り道傘を差して歩きながら、この雨の何が僕にそう感じさせるのか考えていた。村上春樹が、「この世界では誰かが僕のために泣いている」と書いたのは「ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)」だったっけ。

今の気分に合う音楽が見つからない。車で「三日月ロック」をかけてみた。何度も聞いたアルバムだけど、スピッツがロックというタイトルをつけた意味が初めてわかった。僕はこのアルバムに含まれている「遙か」が好きだ。この曲のイントロを耳にすると、作業をしても歩いていても静かな気持ちになる。心だけ遠い国に飛んでいく気がする。

午後から頭が痛い。久しぶりに風邪を引いてしまったみたいだ。