久しぶりの研修

僕は管理職なので、研修は受講させることはあっても自分が受講することはほとんどないのだが、火曜、水曜と(この忙しい時に!)全社共通かつ必須の研修が割り当てられていて参加した。

研修課題の中に「インバスケット演習」というメニューがある。これは、限られた時間の中で山積みの課題をどれだけ、どのような視点で解決できるかを調べることにより、その人の指向(dimension)と能力を見極める演習だ。演習の性質上、課題は山盛り与えられ、通常時間内に全てを行うことは難しくなっているのだが、今回は一通りの課題に自分なりの対処を行って、10分以上時間があまった。課題を終えてから、僕は「これなら量も難易度も日々会社で行っている業務のほうが高い」と思い、笑ってしまった。

他には与えられた課題に基づき議論したり、発表したりする演習も含まれているが、それらについてもやはり日々の業務で行っている範囲とレベルか、あるいはそれ以下だ。以前同じような研修を受けた時はへとへとになり、課題もうまく処理できなかったが、日々の業務で鍛えられた実力がついた(笑)のかもしれない。よくマンガなどで、腕や足、靴に鉛を仕込んで暮らしていて、それを外すと知らないうちに力がついていたというのがあるがそんなパターンだ(NARUTOで言えばロック・リーか(笑))。