ご覧、世界は美しい

朝自宅を出ていつもの道を通って最寄りの駅に歩いた。今朝は空気がとても澄んでいるのか、光の粒子さえ見えそうだ。見慣れたはずの道端の樹の葉が、その紅葉の色合いが、たとえようもなく美しく、いつもより少しだけゆっくり歩いた。この文章は東海道線の車内で書いている。間もなく東京駅だ。