Frank Mayer氏へメールする

中国の諺に「嚢中之錐(のうちゅうのきり)」という言葉がある。袋の中に入れられた錐は、袋に穴を開けて出てくる、優れた才能は外に現れる、という意味だ。僕はTOMOYO Linuxについて、本当に良いものであれば時間が経てばそれが理解され、広まり、使われるようになるだろうと思っている。名称の件で騒がれた時に、「つかみはOK」とか「目立つのは良いこと」と言われたが、本当は自分としては静かに時間をかけて評価されるのが好きだ。しかし、TOMOYO Linuxを世界デビューさせたくて仕方ない某開発関係者に押されて(脅迫されて?(笑))、Tresysの副社長で5月に開かれたRSAカンファレンスの際にSELinuxについて講演されたFrank Mayer氏にTOMOYO Linuxを紹介することにした。僕はあいにくRSAカンファレンスは参加できなかったが、国内のSELinuxユーザ向けに開催されたプライベートセミナーに参加する機会を得て、その際Frankさんの話を聞き、大変素晴らしい内容なので感銘を受けた。Linux Conference 2005の当日説明資料では、Frankさんにクレジットを入れている。さて、どんな返事があるだろうか。