LIDS勉強会

今日は第1回LIDS勉強会でTOMOYO Linuxの話をすることになっているが、準備の時間がとれないまま当日になってしまった。朝、起きたとき話の流れについてイメージが浮かんだ。Kernel Conference 2005の資料をベースに各イベントの部分でプレゼンテーションを紹介するというものだ。タイミング的にちょっと遅い。とにかく過去のデータから必要なファイルをThinkPadにコピーする。

午前中しなければならない作業を急いで、でも確実に(やり直しをする時間がないからだ)片づけ、11時から予定されていたシンクライアントのちょっと難しい打ち合わせを行い、終了後食事をとり席に戻ると、kumaneko氏がいてそろそろ出かけると言う。正確な開始時刻も会場の場所も知らないまま鞄にThinkPadを放り込んで茅場町を出る。

会場のテンアートニさんは秋葉原の近くだった。会場に着くと開場10分前くらいで、ThinkPadを開きPowerPointで簡単な資料を書き始めた。講演会やデモはこれまでも何回も行っているが今回初めての試みとして2部構成として、kumanekoさんにも話をしてもらうことにした。ひとつには、純粋に自分の準備が事前にできていないからだが、これからはkumanekoさんにもどんどん前に立ち中の人になってもらおうと思っている。Kernel Conferenceの資料は、公開しているバージョンではなく講演本番で使用したファンキーバージョンを用いたが、Twenty Fourの部分等参加者の方がツボを理解してくれたのでなかなかうれしい。既存のコンテンツだけだとなんだか悪い気がしたので、未公開のプレゼンテーションもひとつ超スピードで披露する。kumanekoさんの講演とデモは一般の人向けにはやや難しい内容だったが、今回の参加者にはぴったりだったように思う。人数が多くないということもあり、終了後金丸さんを含め色々ディスカッションできたのは有意義だった。

講演会では、以前茅場町でセキュアOSの話をしたことがあるTさんが金沢からわざわざ日帰りできてくれていた。また講演終了後は、「○社の○です」と声をかけられ、誰かと思ったらTOMOYO Linuxの導入を検討中のお客様の方だった。オフィスで打ち合わせさせていただいた時と印象が違っていたし、まさか話を聞きに来られているとは思わなかったので、大変驚いた。「素直な心と正直モード」で話した内容を全て聞かれてしまった(笑)。