岩盤浴

少し前、新聞に関内にある岩盤浴のお店のチラシが入っていたのが気になってとっておいた。最近なんとなく身体の調子が悪いので(全てとは言わないが半分以上の原因は過労というか仕事のしすぎだと思う)、今日出かけてみた。

岩盤浴」とは、要するに加熱した岩(岩盤)の上に寝るということで、「浴」というのはちょっと実際とは違う。「岩盤寝」といったほうが正確だ。使っている「岩」がミソで、色々科学では解明されていない効能があるらしい。チラシにはすごく汗をかく、身体に良いというようなことが書いてある。

実際に体験してみたところ、部屋の中はサウナほどではないが結構高温、多湿になっている。その中に平らな岩を敷いたベッド状のスペースがいくつかある。岩自体が加熱されており39度程度になるように制御されているようだ。

受付でもらったガウンを着て(下着もつけない)、あとは岩の上に寝そべるだけだ。最初はうつぶせで5分、その後仰向けで10分、そして5分休んで、あとはその繰り返し。僕の行った店は一回のコースが80分だ。最初はそんなに汗をかくのかな?と思っていたが、2週目くらいからさすがに汗をかき出した。でもありがたい岩の力というよりは、サウナに近い状態の部屋にいて、39度の岩の上に寝ていればそりゃ汗はかくだろう。部屋の中には浴槽もシャワーも水けのものは何もない。クーリング室(更衣室兼用)にはシャワー室があるが、「岩盤浴でかく汗はさらさらしていて、肌を守る成分が含まれているのでシャワーは勧めない」そうだ。実際、汗はかいたがあまり不快な感じはしない。

1時間20分して無事終了したが、結構疲れてぐったりした。果たして身体に良かったかどうかはすぐにはわからないが、6時間経過した今のところ顕著な効能はない(笑)。料金は2,000円で、驚いたことに女性は午後4時まで予約が一杯だった。男性のほうはそれほどではないが、僕がいる間に2人の男性が寝ていた。