ある人に以前学会で発表した際の資料について紹介したらリンク切れになっていると言われた。確かめてみるとイベント自体のページは残っているが、資料を掲載しているページが開けなくなっている。サーバのコンテンツ容量が増えて削減したのだろうか、それにしては資料以外の本文だけ残せば良いようなものだし、なくなったページへのリンクが残っているのも不自然だ。ページを管理しているJNSAに確認してみようかと思ったが、以前会社のページがリンク切れになっていて質問したときのことを思い出してあきらめた。

考えてみると、それほど多くの人が読むような資料ではないかもしれない。リンクが切れる前にもどれだけアクセスがあったかわからない(もしかしたら自分だけかもしれない)。ただ、リンク切れがわかった以上そのままにはできないので、会社のファイルサーバで元のデータを探して、SourceForgeのプロジェクトに登録し、リンク切れとなったページの内容を文書が開けるように修正した。ついでに他のリンクも確認し、HTMLの本文も修正した。

修正したページでは、講演会や論文等仕事の関係で発表したものを時系列に掲載している。論文、説明資料等のリンクについては、イベント毎のページで公開されている場合にはそこへのリンクを置き、それがない場合には自分でSourceForgeに置いてリンクを置く、というのがポリシーだったが、リンク先のサイトの状態を常に監視し続けることは困難だから全てを自分で管理できるところに置くのが良いのかもしれない。

TOMOYO Linuxについては、公開されている資料のほとんどはSourceForgeのプロジェクトの「文書」に、「論文」「講演(シンポジウム)」という分類で置いていたが、論文の当日説明資料など一部について、はてなキーワードにしかリンクを置いていなかった。今回のことをきっかけに新たに「その他」の分類を作成し、資料を登録した。これでほぼ全ての公開された資料が「文書」からたどれるはずだ。