書き始める
ローンの申請が通ったからではないけれども、やっと気持ちの整理ができた。TOMOYO Linuxの論文を書こうという気持ちになり、書き始めることができた。僕は自分が意味を認めなかったり、書きたくないものは、どうやっても書けない。日々使える時間が減る中、書こうという気持ちになれずずいぶんつらかった。
奥村先生の美文書作成入門(改訂第4版)を見ながら、bibtexとepsを使える環境を作った。_や"の入力の仕方、タイトルページに表示されるページ番号の消し方を調べたりして。TeXファイルからPDFを作る作業環境を整理した。何十年ぶり?で使うTeX環境は、とても懐かしく楽しい。昔の友人に出会ったみたいだ。
TeX: やあ、久しぶり。 自分: ご無沙汰してたね。別に君のことを忘れていたわけじゃないんだけど・・・。 TeX: 言い訳はしなくて良いよ。思い出してくれてうれしいよ。 自分: 前回一緒に仕事をしたのはいつだっけ? TeX: 僕も覚えてないけれど、MITの出張報告はTeXだったね。当時はNTT版だけど。 自分: まさかまた君と仕事するとは思わなかったよ。 TeX: そうかい?僕はきっと君が帰ってくると思っていたよ。また色々本を買い込んだみたいだね。 自分: そう(笑)。僕は形から入るほうだから。 TeX: というか基本的に好きなんだよね。 自分: そう。そういうことだ。 TeX: しかし、今度はセキュアLinux?をやっているの?ちょっと前は放送の仕事だったのに。 自分: 全くわからないもんだね。 TeX: 相変わらず不器用だね。 自分: そう。不器用でかつ要領が悪い。 TeX: 最悪。(笑) 自分: そう。最悪。(笑) TeX: でもそれでいいんだろ? 自分: そういうことだ。