嫌なニュース

朝、テレビを見ていたら、戸籍の情報をシステム化するというニュースが流れていた。ゆっくり見たわけではないが、「戸籍の情報の全てを電子化できないので一部だけにする」という説明が耳に残った。別のニュースだったかもしれないが、国民一人一人に社会保障番号をつけるという計画もあるようだ。会社に出かける準備をしながら、「嫌なニュースだなぁ」と思った。そして、次に何故自分がそう思ったのかと考えてみた。

きっと、それはこういうことだ。戸籍のシステム(別に電子化されたものだけがシステムではない)はこれまでちゃんと機能してきたはずだ。それを「便利」ということだけで、電子化することにより、様々な問題が生まれるだろう。情報化の流れは、とめようがないことはわかっているけれど、それが不必要に早く進行し、そのことにより世界が壊れていくのを見るのはつらい。