TOMOYO users ml, SELinux mlにメッセージを送る

自分の部屋に戻ると、疲れたというのを通り越していたが、今日の発表を気にかけていてくれた人たちや、TOMOYO Linuxを応援してくれている人たち報告だけしておきたいと思い、mlにメッセージを送った。そうして、僕の長かったOLS2007の3日目は終わった。

From: Toshiharu Harada 
Date: 2007/06/30 12:26
Subject: TOMOYO Linux OLS2007 BoF
To: selinux-users@selinux.gr.jp, tomoyo-users@lists.sourceforge.jp

原田@オタワです。

今、こちらの時間で6/29 23:08ですが、無事TOMOYO LinuxBoFを終えました。体力的に限界にきているので、とりあえず
速報ということで簡単に報告します。

・BoFには20人くらい参加者がありました。
 (誰も来なかったらどうしようかと思いました)
・Stephen Smaley (SELinuxネ申), Chirs Wright
 (LSMメンテナ), Hadi (Montavistaセキュリティ守護神)
 Brindle (Brindle on Securityの著者)、Seth Arnold
(AppArmorの開発者)がきてくれて、大変活発な質疑、
 意見交換がありました。

http://securityblog.org/brindle/2006/04/02/top-down-vs-bottom-up-policy-development/

・(初めて)TOMOYO Linuxとは何であるかを、Stephenや
 他の関係者に理解してもらうことができたと思います。
 その結果、StephenやChrisに興味を持ってもらうことが
 できて、Stephenのほうから「この後、ちょっと議論を
 しようよ」といわれ、泊まっているホテルに移動して
 1時間以上議論しました(原田、半田、武田、フェルナンド)。
・Chrisは「pathname-baseについて、2つは無理だけど
 ひとつならメインラインに入れても良い」との発言が
 ありました。
・Brindelは「わからないことがあれば何でも相談しろよ。
 とりあえずは俺の書いたこのブログを読め」と言って
 くれました。
・Stephenは、今後TOMOYO Linuxが向かうべく目的に
 ついていくつかの有用な示唆を与えてくれましたし、
 今後連携しよう、できれば個人的にはSELinuxの普及に
 手を貸して欲しいと言ってくれました。
・Stephenとの話のあとで、吉岡さん達とメインライン
 提案やOSSについて語りあいました。
・Stephenと一緒に写真を撮りました。

説明に用いた資料は下記で参照できます。これは、
こちらにきてから場の雰囲気を読みながら新規で作成した
ものです。
http://sourceforge.jp/projects/tomoyo/document/ols2007-tomoyo-20070629.pdf/en/4/ols2007-tomoyo-20070629.pdf

意識がもうろうとしていますが、BoFは予想を超えた
良い結果になったと言って良いと思います。Linuxの
セキュリティのスペシャリスト達にTOMOYOを知って
もらったことにより、今後の議論もやりやすくなるでしょう。
また、LinuxOSSに対して貢献したいという気持ちを伝える
ことができたとも思います。

後のことは、明日考えます。BoFのことを気にかけて
いただいた皆さん、支援していただいた皆さん、どうも
ありがとうございました。

  • -
Toshiharu Harada haradats@gmail.com

(送信後気がついたいくつかの間違いを修正してあります)