TOMOYO Linux

ここしばらくずっと事務処理と管理職業務しかしていなかったが、ひさしぶりにTOMOYO Linuxの作業をした。M本部長が1月に大学で講演をされる際に紹介したいということで、説明資料とデモのアレンジを行い、この日最初の打ち合わせ。

TOMOYO Linuxは、強制アクセス制御のポリシーを自動的に学習する機能を備えていることが最大の特徴だが、それをデモするためにはOSを学習モードで起動して(操作を行い、必要なアクセスを学習、結果をポリシーとして保存)、次にアクセス制御執行(enforcing)モードで起動することが必要でやや時間がかかる。そのため、Linux Conference 2004を含め、これまではいつも既に学習されたポリシーのenforcing状態でしかデモを行えなかったが、M本部長は無謀にも(あるいは素直な心で)真価を見せるためには学習するところを見せたいと言われるのでその準備をしようと思う。シナリオ変更に伴い修正が必要になったが、説明資料も久々に気持ち良いものが書けた。