ファンヒーターの修理の話を書いたが、どうやら自宅の洗濯機がその日記を読んでいたようで、それから一週間もたたないのに見事に故障してくれた。お風呂の残り湯を吸い上げるポンプがついているのだけれど、吸水してくれないことが頻繁に起こるようになった。幸い購入時にLAOXで有償の延長保証をつけていたので、連絡して出張修理を手配してもらったところこの日を指定されたので、午前中会社を休んで立ち会った。

修理の人がきて早速事象をみようということになったのだけれども、困ったことにちゃんと吸水する(ありがちだ)。考えてみると、残り湯の吸水はいつも朝の洗濯タイマーでセットしているから自分では事象を直接確認したことがない。「事象が起こらないと修理しようがありません」と大変もっともなことを言われて困っていたら、修理の人も困ったようでとりあえずあちこち眺め始めた。そこで原因が判明した。

吸水用のポンプは洗濯機の上部につながっている。洗濯機の内部にポンプがあって、そこで吸引をして水を吸い込むという仕組みだ。修理の人がホースが洗濯機に接続されている部分を外して、さらにその中にあった部品をつまみだした。僕もホースを外してみるところまではやったが、まさかその中の部品がとれるとは思っていなかった。見ると取り出した部品は小さなフィルタで、何やら白いものや糸くずがぎっしり詰まっている。どうしてそんなところに詰まるのかはわからないけれど、結局そのゴミを取り除いたら今までより数段元気よく吸い込むようになった。「説明書には書いてませんか?」と言われて二人で調べてみたけれど、どこにも記載されていないようだ。かくして洗濯機君は元気になった。