港北ニュータウンのモザイクモールに行ったら、車を停めた屋上の駐車場で「モザイク牧場」という名前でこどもの日のイベントを行っていた。

牛や小動物がいて、ポニーライドのコーナーや出店があったが、その他ステージが設けられていて、見ると、「山羊の乳搾り」と「コロラド・ジョーンズ」とある。出店を冷やかしているうちに「コロラド・ジョーンズのショー」が始まった。コロラド・ジョーンズ氏はラスベガスから来たジャグラーのようだが、妙に日本語がうまいし、日本人のツボをおさえていてとても楽しい。ジャグリングの腕は、他に比較の対象がいないのでわからないのだけれども、多分かなり上手なのだと思う(失敗すると、「失敗するかと思いました」とボケるのが楽しい)。ついつい最後まで30分のショーを見てしまった。家に帰ってから、調べてみると、大道芸人としてかなり有名な人のようで、どうやら日本を本拠に活動しているようだ。

ショーを見終わって、ショーとしてお金をとれる内容だし(イベントなので無料で見せてもらったが)、プロの仕事だと思った。で、これは一種自分の癖なのだけれど、「僕の仕事は何で、自分はプロの仕事をしているだろうか」と自問自答してみた。「プロの仕事」は、いつも自分が目標として目指していることだけれども、「自分の仕事」は、なかなか定義も説明も難しい。こうしたことを考え始めると、僕はいつもどうして僕はもっとわかりやすく単純な仕事に就かなかったのだろうかと思ってしまう。それがどんなに単純で、単調であっても構わないのだけれども、実際には説明しにくい一種複雑な仕事をしているし、実はすごく不得意な向いていないことをしているような気がしてならない。もっともそれは確かめようがないことだし、事実であったとしても今さら仕方ないことなのだけれども。