LC発表

haradats2005-06-02


今日はLinux Conference 2005の発表の日だ。

調べてみたら去年の発表は6月3日だった。それから一年僕は何をしただろうか。話を聞きにきてくれた人達の顔と、間に合わなかった人の顔を思い出す。

昨年、ビジネスシヨウを含め何件か講演を行った。別に自分でルールを考えたわけではないが、いつのまにか習慣ができた。朝シャワーを浴びる、講演が終了するまで食事をとらない、早く終わってもその日は会社には行かない。会社に行かないのは別に仕事をしたくないとか、疲れるからということではない。講演や発表を行う日は自分の中の何かがそのためのモードとなっているから、そのモードでは通常の仕事ができないからだ。Linux Conferenceの論文発表は参加者もおそらく20〜30名で、講演とは全く違うけれども、同じようにシャワーを浴びて、スーツとネクタイを選んだ。講演の時はいつも感じることだが、自分の中で何か見えないタイマーが時を刻み始めている。僕の好きな元春は、公演の始まる前にひとつの儀式を行う。「良いコンサートにしよう」がテーマだ。ささやかな成果だが、それを自分ができる最善で伝えたいと思う。僕には歌は歌えないから。