朝会社にくると、Y本部長が「Debianのデスクトップの色数がおかしい」と言うので見てみると確かに8bitになっている。このDebianThinkPad R50eというマイナーなThinkPadに以前僕がインストールしたもので、つい先日も「プリンタに出力できん。けしからん」と怒られて*1対応したばかりだ。

自分がインストールして使っていた時は、16bitカラーで問題なかったのにどうしてだろう?と考えてみた。「忙しいだろうから良いよ」と言われたが、もうこなると自分の問題だから解決しないことには気がすまない。とりあえず、XFree86Config-4を保存しておいた動作確認済みのものに置き換えて試すが変わらない。「もしや?」と思って、/boot/grub/menu.lstを見て原因がわかった。apt-getでカーネルを更新した際に、以前作成したR50eのフレームバッファーを使うためのブートオプションが消えてしまったのだ。

そこで自分の日記(ここのこと)を開いて、Debianの記事を検索して、設定内容を調べてmenu.lstを修正し、XFree86Config-4を最新のものに戻して・・・、やっぱり動作しない。おかしいと思いXFree86Config-4を確認したら、フレームバッファーを使う設定になっていないのでそこを修正して、やっと動作した。

教訓

  • apt-getでkernelを更新するとmenu.lstの内容も飛んでしまう。
  • 事例や情報が少ないPCにDebian等をいれるのは、自分が使う分には良いが、他の人(特に偉い人)に提供するのはあまり良くない。

Snortのラインセンスについて、M君に社内周知の文案を作成してもらったが、Wordだったので、htmlにするよう依頼したところ、Unicodeの目のつぶれそうなすごいhtmlだった。Wordからそのまま保存したのかなと思い、Meadow+psgmlで修正を始めたが、なにしろパラグラフがSPAN等のelementで分断されていてすこぶる気持ちが悪い。結局、DTDを4.01 Strictで定義して、Another HTMLlint Gatewayのチェックで100点を取るまで自分で書き直してしまった。社内周知のHTMLに構文エラーがあろうがなかろうがおそらく気にする人は誰もいないだろうけれども、自分の気持ちがすまない。自分であげているwebページは勿論構文エラーがないことを確認しているし、CSSのvalidationや時々はリンクチェッカも行っている。

午後日立さんと打ち合わせて、セキュアクライアントPCを初めて見た。OSはWindowsXP Embeddedで、ディスクレスだ。価格は若干高いが、ハードウェアレベルで情報漏洩対策を施しているというのは、実機を見ると大変安心な気がした。

ということで、今日は論文の執筆を含めあまり大きな作業進捗はなかったけれども、自分として意味のある作業をできたのでなんとなく充実した一日だった。そうした時間がなくて、ただ、やらないといけない事務処理やタスクばかりだったら、きっと僕は駄目になってしまう。

会社の帰り道、Hと電話で話をした。最近なんとなくAngelic Houseの"Ambient Love Collection"を聞きたくなっていたので、CDを貸してもらうよう頼んだ。東海道線の電車に乗る前に東京駅でBLEACHの7巻を買う。横浜駅に到着するまでに読み終えたが、6巻よりさらに盛り上がって面白い。

*1:しかし、何故怒られなければならないのだ?