Air H"が使えなかったのは驚きだったが、こんな生活をしていて一週間完全にメールを読まないととんどもない事になるのはわかっていたので、それなりの準備はしていた。

  • モジュラージャックの分配機(これがないとPCをつなぐ都度、電話ケーブルを電話機から外してPCにつながないといけない)
  • ThinkPadダイアルアップするための電話ケーブル
  • BitBasketの設定(外出先からのダイアルアップについて、自分のクレジットカードに課金できる)

久々にアナログモデムでプロバイダにつないだら40Kbps程度だった(ネゴシーエーションの音が懐かしかった)。VPNにつないでメールをチェックしたら、合計10MB程度の添付ファイルをつけたメールを送られていた。本当は、見なかったことにしたかったけれども、自分の仕事に関係する内容なので読まなければいけない。だけど40Kbpsかつ、つないでいる間滞在先の電話が使えなくて迷惑をかけてしまう・・・。

どうしようか考えたが、FOMAカードでパケット通信ができるのなら、FOMAの電話機で通信できるよな、と気がついた。最初は手動でダイアルアップを登録したが、うまく行かない。40Kbpsでつないで、色々検索して、DoCoMoのサイトから関係しそうな「PC設定ソフト」というのをダウンロードして、そこから自動で作成されたダイアルアップを使ったらちゃんとつながった。384Kbpsは出ていないと思うけれども勿論40Kbpsよりは驚異的に速い。10MB程度の添付ファイルと数10通のメールを読んで、数10通のメールを書いて、数MBの添付ファイルを送信した。やれやれだ。

めでたく(本当にめでたいのか?)ライフラインが確保されたが、通信をしているとD901iのバッテリーが一瞬で消耗してしまう。何故ThinkPadとUSBで接続しているのに充電されないのだろう?と疑問に思い色々調べてみたが、どうやら

  • DoCoMo純正のFOMA用USBケーブルは通信専用で充電はできない
  • 3rd partyより充電専用のUSBケーブルは売られている
  • オークションで「通信しながら充電できる」という怪しげな?ケーブルが売られている
  • 携帯電話のバックアップ用のソフトに同梱されているケーブルだと、通信しながら充電できる「らしい」

何故純正のUSBケーブルで通信しながら充電できないのか全く不可解だ(プンプン)。