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珍しく30分間誰にも邪魔されず集中して作業する時間をとることができたので、9月に愛知県立大学 情報科学部で開催される情報学ワークショップ2005の論文を書き終えることができた。TOMOYO Linux関連では5本目の日本語の論文になる。内容はセキュリティ強化OSにおける認証の強化の必要性とその具体的方法についてで、一種セキュリティ強化OSの応用とも言える。大変珍しく、楽しく、また読みやすい論文になったと思う。作成にあたってはいつものようにkumaneko先生にお世話になった。kumaneko先生は内容だけでなく、タイムキーパーもしてくれるので大変厳しいというかありがたい（ありがたいというか厳しい、というか）。論文自体も合作で、大変変則的な分業となっている。

「プログラムの脆弱性によるシステムへの侵入について、セキュリティ強化OSを導入することでその危険性を低減することが可能である。しかし、通常のログイン認証を用いる限り、正しいユーザ名とパスワードを用いてシステムへの不正侵入を許してしまう恐れはつきまとう。本論文では、セキュリティ強化OSが備える機能を活用することによりログイン認証の安全性を高める手段について、TOMOYO Linuxを例に説明する。」（アブストラクトより）

今日は論文以外にも多くの仕事をしたので自分で感心してしまった（笑）。

Adobe Reader 7.0.3とAdobe Acrobat Professional 6.0.4を更新した。