Windowsユーザプロファイルのコピー

会社のPCのセキュリティ強化に伴いWindows環境の整理をしている。そうすると、もう所属していないドメインのアカウントを変更する必要が生じた。

Windowsを使っていると、ドメインに参加したり、抜けたり(他のドメインやワークグループに移る)することが多い。そうするとWindows君としては、使っている自分が変わっていなくても「あなたは別の人ですね」、ということになり、秀丸シェアウェア登録やらアプリケーションの設定やらをやり直すことになる。これは相当に馬鹿馬鹿しくて時間がかかる作業だ。今まで何十回、へたしたら何百回と繰り返してきたが、今更ながらしらべてみようという気になった。

基本部分は「ユーザー プロファイル名を変更するには」として以下に記載されている(MS謹製)。

ステップ1で、「管理者権限を持つ」とあるが、これは実際には不要なはずだ(実際自分は指定しないで作業できた)。あとは上のリンク先の説明のとおりだが、ステップ8の部分で、「使用を許可するユーザ/グループ」というのがあって、どう見ても指定したほうが良さそうな気がするのだけれど、「これを指定するとプロファイルがコピーされない」ことを3度くらい実験して確かめた(実験したくて実験したわけではない、結果が理解しがたいから実行しただけだ)。

ポイントは、以下の点だと思う。

  • プロファイルを移す先が新しいアカウントなら、実際に一度そのアカウントでログオンしてログオフすること。これによりDocument and Settingsの下にそのアカウントのフォルダが作成される。
  • プロファイルの複写の操作は、移そうと思う元および先のアカウントでは実施できない。それ以外のAdministrator権限を持つアカウントで実行する必要がある。
  • 複写元はドメインアカウントでも良いが、複写先はローカルのアカウント(ユーザ)でなければならない。

プロファイルの複写は、Document and Settingsの下のファイル群をコピーするだけだと思うのだけれど、「とほうもなく時間がかかる」し、自分で丸ごとコピーするとうまくいかない。最後に、上で紹介したKnowledge Baseのタイトルは、「ユーザープロファイルの複写方法について」のほうが良いと思う。