還付申告を行う

今日は用事があって一日会社を休んだので、空き時間を利用して税務署に行ってきた。平日だし、まだ確定申告が始まっていないので空いている。様式は既に作成済みだったので、窓口に行くと女性が二人受付をしていて、そこに提出した。するとクリーニングを出したみたいに束ねて書類入れの袋に入れて、「お疲れ様でした」と言うことで終わってしまった。これには大変がっかりした。

何故がっかりしたか説明しよう。数年前は様式を作らずに直接税務署に行き、臨時に設営されたプレハブの「申告書作成コーナー」で申告書を作成した。コーナーには様式が置かれていて、パソコンとプリンタが何台か設置されていて、利用する人は列に並び順番を待つ。自分の順番が来ると装置の前で入力を行い、係の人が巡回して質問をするようになっている。完成したら確認してくれる場所があって、そこで様式の内容をチェックしてくれる。待っている間はちょっとドキドキするが、そこで受理されると大きな印を押してくれて、いかにもタスクを完了したという気分になれる。だから、本当は提出した様式の内容をチェックして欲しかったわけだ。

もっとも様式の内容については、国税庁のタックスアンサーのページでオンラインで作成していて、数値はそこの内容を記載しているし、申告はかれこれ十年くらいも行っているからおそらく間違いはないのだけれど、やっぱりものたりない。これだったら、来年からは郵送しようかと思ってしまった。

税務署に行くと毎回思うのだが、お年寄りやこうした様式になれていない人にとって、申告書を作成するのは相当に負担だと思う。PCを使えてプリンターを持っていれば、国税庁のページで簡単に間違いなく様式を作ることができるが、PCを使えない人はやはり様式を書くしかない。手伝ってあげられるものなら手伝ってあげたいが、自分には何もできない。