日記

たまには日記を書いてみよう。

  • 11時からW君とシンクライアントのデモと説明対応。準備の時間をとれるようにこの時間にしたのだが、設置はお客さんが来てから始めているし、ディスプレイは映らない(事前に確認していない)で相変わらず段取りが悪い。
  • 12時過ぎ、食事をしながらT部長にまだ24を見ているのか聞いてみた。「Season 4が一番面白かった」と言う答えだった。まずい。今日のメニューはなんとかタコスライスだ。実は僕は「タコス」とは何か知らない。酢蛸ではないよなと思いながら食べてみると期待以上においしい。こういうことはあまりない(逆は結構ある)ので、スプーンを運びながらささやかな幸せ(大げさ)をかみしめる。
  • 13時30分からシンクライアント関連メンバーの内部打ち合わせ。昨年11月からデモ対応等が続いているのに社内体制ができておらず技術開発メンバーが超法規的に動いている。従って案件が見積もり等具体化すると色々な問題がでてくる。
  • 14時30分から社内お客様担当アカウントとの打ち合わせ。提供側であるこちらのほうで体制ができていないので話がちぐはぐになり、不安を与えてしまった。
  • 15時30分から、打ち合わせ参加メンバーの一部で議論をする。体制的な問題は担当者同士の話し合いやボトムアップでは解決しない。こちらはとうに「やるしかない」と一種あきらめて動いているが、他部門のメンバーは正式にアサインされたわけでもなく、どうやら責任を押しつけられているように受け止めてしまったようだ(それは後からわかったことなのだけれど)。
  • 16時に外出し、17時から霞ヶ関でのセキュアOS関連の委員会に参加する。セキュアOSを導入した組織のヒアリング結果について調査状況が説明された。なかなか興味深い。「セキュアOSを導入する場合には目的がある、その目的について導入前の期待と導入後の実際をセキュアOSの効用に照らして整理してはどうか」とコメントした。打ち合わせの最中シンクライアント会議に参加していたKさんから電話を受けるがとれない。
  • 19時、会議が終了した。会社に電話し、W君にその後の動きを確認し、作業の指示を出す。国会議事堂前から丸ノ内線に乗り帰宅したかったが念のためKさんに電話してみる。ちょっと話すつもりが30分以上の長い話になる。どうやら自分の打ち合わせの場での発言が関係者に対して非常に不快だったらしいことがわかる。意外だ。Kさんは打ち合わせ後の対応や調整をしていると聞き、自分も茅場町に戻ることにする。職場の上司にアラームの電話を入れる。
  • 20時、打ち合わせの議事録を作成しとりあえず直属上司に見せる。ライン上部に送るよう指示を受けて送る。W君と話をしてからKさんのところに行き話をする。2度に分けて長く話した。自分が受けた誤解を聞き、半ば驚き半ば馬鹿馬鹿しいと思い、またその場で文句を言ってくれないことを残念に思う。水くさい。
  • 23時、Kさんのほうの状況を聞き、今日は一区切りつくまで作業するというので、電車で帰ることをあきらめる。Kさんと一緒に参加していたTさんと話をし、誤解?を解いた。
  • 25時、Kさんとタクシーに乗る。Kさんはタクシー帰宅常連者らしく、「なじみの運転手」がいるらしい。車で何故かビール(Super Dry)とつまみが出てくる。僕はあまり飲まないのだけれど、Super Dryが妙にうまい。科学では説明できないうまさだ。
  • 26時、自宅に着く。Kさんは辻堂だからまだ遠い。運転手さんがビールと何かの袋を出す。家ではビールは飲まないからと2度ほど断ったが、あきらめないので、面倒くさくなって受け取る。袋はあとから開いたらチョコレートだった(何故?)。

こんな感じで2月17日は終わった。僕は会社にいる間はどれほど忙しくても未読メールはないようにしている。座っていると色々な人が仕事や用事を持ってやって来る。確か安部公房の作品で、「外に出るとみんながハサミを持って私のお財布の中のお札を切りにくる」というような表現があった記憶がある。会社にいると、本当に自分で作業する時間をとるのが難しくて、そうしたときはいつもその表現のことを思い出す。