駒場で研修

今日から3日間、駒場にある会社の研修センターで研修を受けている。内容は、財務会計に関するもので連続3日間とはなかなかのボリュームだ。

一応管理職なので、事業計画、月次といった作業は行っており、その意味では特に研修を受けなくても困らないのだけれど、実務ができているからというのは良くなくて、基本的な知識はちゃんと整理しておきたいと思い申し込んだら、年度末のこの時期になってしまった(もっとも年度末でなくても忙しさは変わらないのだが)。

講義は最初の自己紹介に始まり、授業の途中で指名されて質問を受けたり、一日の最後には「理解度確認テスト」まであるのには驚いた(知っていたら受けなかったかもしれない)。席は最前列だし、一生懸命勉強した(笑)。一応持って行ったThinkPadは昼休みくらいしか出番がなかった。

授業の中では頻繁に計算を行う。そのため、各人には大型の電卓が貸し出されてそれを使うようになっている。また、試験は鉛筆(シャープペンシル)で記入して消しゴムで修正する。プロットする作業もあるので、定規もあると便利だ。シャープペンシルと定規はいつも鞄にいれているが、消しゴムは持っていなかったので、研修の帰りにLoftでMONOの消しゴムをひとつ買った(コンビニで買わないのは僕のこだわりだ。但しあまり意味はない)。授業もテストもなかなか大変なのだけれど、どこかで楽しんでいる自分を見つけた。なんだか昔塾に通っていたときみたいだ。間違えたら「いけね」なんて独り言をいいながら、消しゴムで消したり、普段使わない大型電卓のキーをたたいたりする作業を楽しんでいた。考えてみたら、会社の仕事はPCがあれば良くて、字を書いたりすることすらほとんどない。だいたいのことはキーボードで終わってしまう。気がつくのが遅すぎたけれど、やっぱり自分はITが好きじゃないんだと思う。もっとITっぽくない仕事をすれば良かったと思ってしまったりする。