私一人

私一人

私一人

書店に行ったら大竹しのぶさんのこの本が並んでいた。僕は基本的に流行ものは追いかけないほうだが、この本は書評を見た時から出たらすぐに買おうと思っていた。

それほど厚い本ではないので1時間ちょっとで読み終えることができた。一冊の本として見たとき、ちょっと記載内容の情報量が不足しており物足りない気がしたが、おそらくそれは大竹さんによる配慮で意図的なものに負うところが多いのだろう。

僕は大竹さんが明石家さんま(何故大竹しのぶは大竹さんでさんまはさんまなのだ?)と結婚して離婚したことは知っていたけれど、その前に誰と結婚していたのか、またさんまと離婚してから誰とつきあっていたかは全然知らなかった。大竹さんという女性の視点から3人の男性がどのように見えていたかについて、興味深いものがあった。

「私一人」というタイトルの意味は本を読むとわかる。