BS2で再放送されていたエイリアスの最終話を見た。シーズン1の全22話のうちの2話分だけビデオ録画が作動しないという超常現象*1により見損ねたが、それ以外の話は全て見た。

最終話は番組を生で最後まで見たが、最後まで見たのに「今見た話が最終話だ」ということがわからなかった。次回の予約をしようとして、番組欄に掲載されておらず、NHKのサイトを見て初めて、「見終わったばかりの話が実は最終話だった」ということがわかった。

話が途中と言えば途中だが、「大統領が薬品をかけられて何だこれは?と思ったところで終わる」というような生やさしいものではなく、さんざん色々な問題や事件が発生して、どうにもならなくなったところで、いきなりそのまま番組が終了している。

なんだこれは? (T T)

調べてみると、NHKのサイトに「お知らせ」というタイトルでこんな説明がのっていた。

欧米、特にアメリカで制作・放送されるシリーズドラマでは次シリーズの放送まで数ヶ月あいだが空くのが通常で、そのあいだ、興味を惹きつづけておくために意図的に、次に続くような、中途半端な終わり方をしています。「エイリアス」第1シリーズ最終話も同様に、物語の途中で終了しております。日本ではあまりとられない手法ですので違和感を感じられる方も多くいらっしゃるようですが、欧米の人気ドラマシリーズでは時々使われる手法と、ご了解いただければ幸いです。

こんな説明が掲載されるのは多分異例だと思うが、おそらく問い合わせ、苦情が殺到したのではなかろうか。それくらい途方もない終わり方だ。驚いた。番組制作側はこんなことが許されるのと思っているのだろうか?こうやって引っ張って、視聴者を次のシーズンに引きずり込もうと思っているのだとしたら、まさに自分は思うツボ状態です(笑)。仕事も忙しいので勘弁して下さい。(_ _)

*1:録画内容は正しいのに録画されない。たまに発生する。