東京タワー

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

僕ははやりものは追いかけないほうだが、久々に話題の単行本を買って読んでみた。ここに書かれているのは個人的な経験、記憶、想いであって、それは著者であるリリーフランキーさん個人のものだ。だが、誰にも親はあり、経験、記憶、想いがある。共感、共有できる部分とそうでない部分がある。本を読みながら「最大公約数」という言葉が頭に浮かんだ。フランキーさんとフランキーさんのおかんとおとんのために、そして自分のために少しだけ泣いた。