愛とArmadilloの日々

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何故か突然CELFでTOMOYO Linuxについて話をすることになった。

http://tree.celinuxforum.org/CelfPubWiki/JapanTechnicalJamboree12

やはりCELFでは、ノートPCでのデモは失礼だろうということで、Armadillo-9を2匹調達した。自宅からマイクロドライブを持ってきて、ext2でマウントしたまでは良かったが、IPアドレスの設定がうまくいかない。個人持ちのRTA52iにつないでDHCPで立ち上げようとしたら、DHCPサーバが活きてないので、シリアルケーブルを探してcold startした。Armadillo君はこんなに小さいのにシリアルI/Fを持っている。この全く無駄のない造りは素晴らしい。職人魂を感じる。Armadilloはドキュメントも完備しているのに驚いた。

1. CFをマウントするまで

http://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-9/howto/debian/debian_setup

基本的に上のURLの内容そのままだが、mke2fsの部分は引数を"-O none"としなければならない。(アットマークテクノさんには連絡済みだがまだ反映されていないようだ)

2. Debianのtarを転送

tarファイルを転送していると何度やっても途中で、"__alloc_pages: 0-order allocation failed"が発生して、"VM: killing process ash"になってしまう。mputが悪いのかと思って、ひとつずつputしても変わらない。マイクロドライブを他のCFに変更しても駄目なのでtarボールをひとつずつ転送し、展開後削除するようにしたところ全て転送できた。正確な因果関係は不明だが、その後CFをmke2fs -O noneで実行した際には問題なく全てのtarボールを転送することができた。

3. CFを起動ドライブに設定する

手順に従いJP2をショートして電源をいれて、Hermitを起動して設定を変更。

hermit> setenv noinitrd root=/dev/hdc1

で、再びJP2をオープンにして起動すると・・・、Debianが動いた・・・。感動 (T T)