愛とArmadilloの日々

午前中打ち合わせに出ていた間に熊猫先生が、Atmark-distで無事2.4カーネルTOMOYO Linuxの動作を確認できたと教えてくれた。*1本当はクロス環境ではなく、Armadillo自体でカーネルを作ってみたかったのだけれど、時間もないのでそれを使うことにした。デモの環境として、2台のArmadilloのうち1台をDHCP, Apacheのサーバとして、ポリシーの自動学習操作をクライアントの端末で、プレゼンテーションのデータをサーバにのせて、DHCPでぶら下げたWindows端末で行えないかと考えている。ハブを持ち込んで、実際に端末をつないでもらって、プレスリリースを行った「追加認証を強制される状態」を経験してもらうと面白い。

Armadillo-9を使ってデモを行う場合、ディスプレイとUSBキーボードが必要だ。それを兼ねた形にするためには、ノートPCを使い、TeraTerm等からシリアルでつなげるのが簡単だ。しかし、個人情報漏洩対策の関係で、Windows端末の持ち出しが面倒なことになっているので、できればWindows抜きの環境を作っておきたいと思ったのが運のつきだった。X31をつぶして、Sargeを入れたのまでは良かったが、Xがきれいに入らず最後はaptが動かなくなり、結局再インストール。Ultraベースにのせて、Kermitでシリアルを使おうとしたら、Kermitがパッケージに入っておらず、ソースを探してコンパイル。最後は、Kermitはできたが、どうしてもシリアルにつなげない。デバイスは、/dev/ttyS0になるはずなのだが、つながらない。USB、シリアルのコンバータを使ってみたが、/dev/ttyUSB0でも見えない。終電の時間になりあきらめた。

午前様になって家に着いてからUSBシリアルのコンバータと明日のET2006の参加登録メールを印刷した紙を持って帰ることを忘れたことに気がついた。自己嫌悪。

*1:手順をTOMOYO Linuxのプロジェクトページにおいてある。http://tomoyo.sourceforge.jp/ja/1.3/armadillo-9.html