たけしのヒューマンミステリー・人体は究極のセンサーだ・目覚めよ!あなたの超感覚

日曜日の朝は仮面ライダーカブトから始まる。最近登場人物が増えて、ストーリーが追随しきれていないが、映像がきれいでなんとなく眺めているだけでも和む不思議な番組だ。

そのあと、いつもなら犬の散歩をするのだけれど、今日は昨夜オンエアされたたけしの番組を見ていた。

http://www.tv-asahi.co.jp/canonsp/sense/

人間の感覚の不思議をとりあげたもので、視力7.0に相当するマサイの狩人(東京タワーからヒルズの展望台にいる人が見えている)、目が見えないのに「音の反響」で道路に置かれた自転車の存在を感じたり自転車に乗る少年、コインを落とした音からどのコインが何枚含まれていたかを言い当てる指揮者、等々超能力と呼びたくなるような能力を備えた人々が次々と登場する。ついつい、見入ってしまって犬の散歩はおあずけになった。

番組が終わってから、2Fに上がっていたら右足の裏に何か異物がついている。何かと思ったら駄犬の排泄物だった。どうやら散歩に連れて行ってもらえないのに怒って、部屋の廊下に無言の抗議をしたらしい。しかし、僕はそれを視覚でも、嗅覚でも、(足の)触覚でもとらえられなかった。「音の反響」は良いとしても、通常の感覚がまるでなっていない。番組と自分のあまりのギャップにしばし呆然としてしまった。犬には怒る気にもならなかった。

こんなことを書くと、きっとネタだと思われるだろう。だけど残念ながら、これは現実に起こった出来事だ。