DISCASの謎

宅配型レンタルのDISCASのお試し期間が終了し、本会員となった。DISCASには「月 1,974円で8枚まで」のAプランと「月 2,079円で無制限」のMプランがある。100円違いなら無制限のほうが良いような気がするが、実際にはAプランが一番人気らしい。お試しの時はAプランで、本会員になる際にはMプランを選択して、やっとその違いがわかった。

  • Aプランでは全てのDVD, CDがレンタルできるが、Mプランでは「入荷翌日以降でお届け率が(在庫あり)のDVD/CD」しかレンタルできない。
  • AプランではDVD, CDの発送は自動で行われる。具体的には、返却を完了すると登録されているリストの上位から2枚が選択され、利用者の操作は不要。Mプランでは返却が確認された状態で、利用者が手動で対照を選択してから発送手続きが開始される。

利用していない人にはこれだけだとぴんとこないだろうけれど、この違いは大きい。まずMプランではレンタルできる作品が非常に限定されている。新しい作品、古い作品を問わず自分の場合、見たいと思った作品の半分もレンタルできない。次に手動の発送依頼はそれ自体は手間ではないが、タイムロスは予想以上に存在する。レンタルできるようになるためには、センター側で(最後にレンタルした作品の)返却が確認されていることが条件だが、その通知はメールで行われる。メールが届いてから、レンタル作品を選択し、レンタルを依頼するが、そこで1〜2日かかる。1ヶ月の中で4回より多くレンタルすると「無制限」のメリットを享受できるが、相当効率よくレンタルしてもあまり多くの枚数を借りることはできないと思う。ゆっくり見たい作品があったら8枚レンタルも難しいだろう。