初出勤

カレンダーどおりに4日から出社した。電車は予想以上に空いていて、東海道線横浜駅から座れたのにはうれしいよりも驚いた。職場では2割くらいの人しか出社していなくて、閑散とした感じだ。年末年始や連休で多くの人が休むときは定例打ち合わせもなく、メールも少ない。毎日目先の作業に追われる自分としては、日頃気になっていて時間をさけない作業を行う機会で、人の少ないオフィスは大好きだ。

午前中、頼まれていたSubversionのサーバをDebianで構築した。以前Windowscygwinの上で構築したのだが、エラーになったと言われたので、原因がcygwinのせいか定かではなかったが、もともと用途が決まっているサーバならLinuxを入れるのが良いだろう。利用する端末のCD-ROMドライブが壊れていて、アクセスする度にすごい音がするので、年末焼いておいたDebianのネットワークインストール用CD-Rでインストールした。Sargeの最新版を使ったわけだが、いつものようにXの導入がすんなりいかない。武藤さんのtettei-xconfigを使い、手動で修正した。

午後は、自分がシンクライアント端末に使っていたEPSONの古いPCにubuntuを入れてみた。ライブCDで起動して現れるデスクトップ上のアイコン(CDからHDに矢印がついていて、わかりやすい)からインストールをダブルクリックするだけだ。ubuntuは、見事にインストールできて、ディスプレイもネットワークもサウンドもほとんど完璧だ。しかも、とても軽快だ。デスクトップについてもWindowsと同等、あるいは人によってはWindows以上と思うかもしれない。ライブCDでCD1枚なのに、パッケージもOpenOffice2を含めて充実しており、とりあえず不足はないし、あってもapt-getするだけだ。

Linuxの仕事をするようになってから、いくつかのディストリビューションを使ってみたが、デスクトップとして継続して使ってみようと思うものはひとつもなかった。インストール時のデバイスの認識率の高さ、動作の軽快さ、デスクトップの仕上がり、パッケージの充実度の項目において、もっとも優れている。Vineはコンセプトが近いと思うが、自分が使っていた頃は2.0だったので、時間があれば4をいれて比べてみたいと思っている。