カリフォルニアから会社のデスクトップのスパムメールを消す

ホテルはHigh Speed Internet対応と書かれていたが、内容は無線LANだった。個別の部屋に無線LANなんか、ひいてられるか、ということだろうか。当然のように暗号化もされておらず誰でもつなげられる。さすがアメリカ、おおらかだ。

さすがに気持ち悪い気がしたが、つながないわけにもいかないし、プレゼンテーション用のPCで、素のWindowsと公開することになっている講演資料くらいしか入っていないので、共有やセキュリティの設定を確認してからつなげてみた。熊猫先生が持参したのはCentOSで、ThinkPad無線LANが認識されていないということで、無線LANのみサポートということがわかった時点で死亡。Ubuntuだったら良かったのに・・・。

VPNで会社につなぎ、暗号化ソフトを起動してからRDPで会社のデスクトップを開いた。カリフォルニアから豊洲の自分の机にあるデスクトップを操作して、メールを読み、スパムを消して、使っているLinux端末をapt-get update, dist-upgradeした(別に今やらなくても良いのだが)。作業をしていたら、レンタルしたG-phoneに電話がかかってきて、緊急の要件ということで対応した。G-phoneの番号と連絡方法は出発前に関係者に連絡しておいたのだが、本当にかかってきたのでちょっと驚いた。このG-phoneは今回初めて使ったが、なんと(にゃんと)通話「時間」で課金されるらしい。かけたときだけでなく、かかってきたときも課金されて、1分100数十円もする。借りた時のお姉さんは、(どちらでも料金がかかるから)どうせならこっちからかけたほうが良いですよ、と言っていたが、それでもあまりに高い。個人的な連絡は、NTTコミュニケーションのクレジットカード払いの電話でかけてみた。

会社のメールを読んでいたら、他にも「至急」という内容の問い合わせがいくつか来ていた。それらのほとんどは、僕が出国前に申請、連絡しておいた内容で、そのときには何も連絡がなかったのが、ちゃんとこうして外国にくると、担当の人が思い出して「至急」の問い合わせや依頼となる。全く不思議なものだ。