Californiaの空は青かった

9時間のフライトを終えて無事サンフランシスコ空港(SFO)に到着した。カリフォルニアはびっくりするほど空が青い。漫画の空みたいだ。雲もない。SFOから会場のあるSan Joseまでの移動は、informationで質問したら、「そうねえ、あんたち4人もいるんだから、シャトルバスか、リムジンが良いんじゃない?」ということになった。電話をかけて15分くらい待っていたら、本当にリムジンが来た。テレビの「ばりばりバリュー」で見たことがあるリムジンだ。車種はわからないけれども、真っ黒ですごく車体が長い。タクシーなら$75程度ということだが、リムジンは4人乗って(あと4人くらいは乗れるスペースがあった)$130だ。もう死ぬまでリムジンに乗ることはないだろうから、記念に写真を撮ったが、会社で見せると「遊んできたのか?」と言われそうだからしまっておこう(実際には経費節減なのだが*1)。

ホテルにチェックインしたらちょうど昼になっていたので、ホテルの近くにあるレストランに入った。一番少なそうなThe American Burgerとオレンジジュースを頼んだら、特大のバーガーとマクドナルドのLサイズのポテトが2つ分くらいありそうなポテトをぶちまけた巨大なお皿が到着した。他のメンバーはチキンサラダやモンテクリストというのを頼んだが、サラダはやはり日本のサラダの概念を超えていて、山盛りでパンも乗っかっている。一番悲惨だったのは、よくわからないモンテクリストを頼んだT君で、4切れの巨大な揚げパンを見た瞬間に途方にくれて、負けていた(勿論ポテトは山盛りだ)。時間をかけて苦労してやっと2切れ食べたがそこでギブアップ。味はおいしかったらしいが、野菜がなくて砂糖がふりかけてあったらしい。健康やダイエットへの挑戦のようなメニューだ。恐るべし、アメリカ。

それからとりあえず会場を視察することにしたが、会場の近くのホテルだと宿泊料が高くて許可が出ず、僕たちの泊まったホテルは歩いて30分以上離れている。4人でてくてく歩いた。天気は良いけれど、「他に誰も人が歩いていない」し、歩行者の信号はボタンを押しても渡り初めてすぐに赤になる。しかも、「歩行者の信号が青(実際には白)になっても、それに連動して車の信号が変わっていない」。何のための信号かわからないし、気をつけないとすぐにはねられそうなので、道路を渡る度に疲れる。会場に到着したときには全員ぐったりしていた。

会場は場所は確かめられたが、まだ設営されていないし案内もないのですぐまた戻ることにした。再び、カリフォルニアの青い空のもと、てちてちと歩いた(距離にすると10,000てちてちくらい)。30分も歩く距離なのに、途中にお店がほとんど何もない。レストランに入ると、巨人の食事を出されるし食事をどうするか大変困った。今日は「昼に食べた食事で一杯」で、結局夜は食事をしなかった(そのくらい多かったのだ)。なんとかお水やお菓子を売っている店を見つけたので、そこで水やジュースを買って部屋に戻った。

*1:熊猫氏に「これでは読んでいる人に経費節減の意味がわからない」と言われたので解説すると、タクシーは$75だがスーツケースを持っていると1台に4人乗ることはできずせいせい2人が限界となる。そうするとタクシー2台で$150で、それよりは$130のリムジンに4人乗る方が安い、ということだ。