帰省

5月3日から6日まで久しぶりに北海道の実家に帰省した。今回は初めてPCを持っていかなかった。実家にはADSLでもISDNでもない普通の電話回線しかなくて、PC自体もないからたまに携帯で連絡用のGmailをチェックした以外は4日間、ほぼ完全に「オフライン」だった。

実家では昨年9月に車を廃車にしていたので、今回生まれて初めて日本でレンタカーを借りた(アメリカに住んでいたときは何度か借りたことがある)。申し込んだのが遅すぎたので、業務用のバンしかなかったのだが、トヨタレンタリースの担当の人がわざわざ一般車の空きがでたことを教えてくれたので、フィルダーという車を借りることができた。カーナビとETCまでついている。

僕は帰省してもどこも遊びに行かないで両親と過ごす時間を長くとることにしている。訪れる度に自分が年をとるように両親もまた年をとる。その現実を認めるのはとてもつらい。年をとるのは当たり前のことだけれど、その本当の意味をわかるようになったのは最近のことだ。電車で、道を歩いていて、両親に近い年齢の人を見ると、その度に思い出す。それは一瞬でできることなのだけれど、自分が本当に出かけるのはそう簡単にはいかない。

実家に帰るといつもそうなのだが、やれあれを食べろこれを食べろと勧められる。また料理もおいしい。横浜に戻ったら体重が2Kgくらいも増えていたので、絶句した。