Configを決める

ポイントとしては、

だけだが、さらでmake menuconfigをしたところ、CONFIG_DEBUG_INFOがy(有効)になっていた。この日記を読んだ方から、イメージのサイズがばかでかくなると教えていただいたので無効にしたが、考えてみると

% sudo cp arch/i386/defconfig .config
% sudo make menuconfig

が筋だろう。TOMOYO LinuxのLXRで調べてみたところ、CONFIG_DEBUG_INFOのデフォルト設定の値は、arch毎にばらばらだ。i386を含めてほとんどは無効になっているが、alpha等一部では有効になっている。make menuconfigでは、「kernel Hacking ---> Kernel debugging」の下に「Compile the kernel with debug info」という項目として(結構深いところに)存在している。今回は、Kernel debugging自体を無効にした。

make-kpkgでdebパッケージを作成する場合、CONFIG_DEBUG_INFOの有無でどのくらい大きさが変わるか実験してみた。

  • CONFIG_DEBUG_INFOなし 19741080
  • CONFIG_DEBUG_INFO=y 199498326

実際にはdebだけでなく個々のオブジェクトのサイズも大きくなるので、ここに書かれているように必要がなければ無効にすべきだろう。なお、CONFIG_SECURITY_SELINUXについては、CONFIG_DEBUG_INFOとは異なり、arch毎のデフォルトはなく、arch/i386/defconfigにも含まれていなかったから、make menuconfigで無効にする必要もない。