2007-08-19から1日間の記事一覧

問題発生

ビルドが成功したら、1つ上のディレクトリにdebファイルができているが、それをdpkg -iで導入して再起動をする前に、/boot/grub/menu.lstを編集しておくべきだ、ということに気がついたのは作成したカーネルがフリーズしたおかげだ(笑)。導入したカーネル…

ビルド

ここまできたらあとは簡単だ。 % sudo make-kpkg --initrd --append_to_version .tomoyo kernel_image コンパイル環境を作った後では、TOMOYO Linuxのパッチを当てるので、2.6.22.3.tomoyoという名前にすることにした。".tomoyo"を"tomoyo"にすると、2.6.22.…

Configを決める

ポイントとしては、 SELinuxは無効にしておく(LSMおよびSELinuxの仕様により、TOMOYO LinuxはSELinuxと共存はできない) だけだが、さらでmake menuconfigをしたところ、CONFIG_DEBUG_INFOがy(有効)になっていた。この日記を読んだ方から、イメージのサイ…

最新カーネルの入手

gitが使える環境ならgitを使うのが良い。 % sudo apt-get install git git-core(gitだけだとgit-colneなど入らないようだ) gitでLinuxのツリーを複写した。 haradats@tomoyo:~$ cd /usr/src haradats@tomoyo:/usr/src$ sudo git-clone git://git.kernel.or…

パッケージの導入

Ubuntuのパッケージは「至れり尽くせり」という感じだが、もともとカーネルをカスタマイズするような使い方を想定したものではないから準備が必要だ。 build-essential(これがなくては/usr/includeすらない) kernel-package libncurses5-dev(make menucon…

準備

最初のつまずきは、仮想マシンの容量だった。デスクトップ環境自体を使うことがメインではないので、4GBで仮想マシンを定義したが、gitでLinuxのツリーのダウンロードまではできたが、ダウンロードしたカーネルのコンパイル中にout of spaceになってしまった…

VMware上のUbuntuで最新カーネルをビルドする

TOMOYO Linuxの2度目のLKML投稿を間近に控え、手元に環境を用意しておくことにした。VMwareの仮想マシンとして、カーネルのコンパイル環境を用意する。備忘録もかねてここに記録しておくことにする。最新のカーネルでなく、Ubuntu用に配布されているカーネル…