MS Officeの呪い

今年は1月7日から出社したが、そろそろ帰ろうかと思ってMS Officeのツールを起動しようとしたとき、見慣れないエラーが起こり起動できなかった。「おや?」と思って、何度か試したがうまくいかない。PCを再起動しても駄目だ。そうこうしているうちに、Outlookまで立ち上がらなくなった。「あなたはこのプログラムを使えるようになっていない」というようなダイアログが表示される。

そんな馬鹿な。

ついさっきまで、普通に使っていて何も変えていないし、だいたいインストールしたのは自分で、使っているアカウントはAdministrator権限だ。これで使えないのはどういうことかといぶかりながらも、「スタート」メニューにOffice 2007の障害解析的なツールがあったので、それを起動して、「修復」を選択してから帰宅したのが1月7日。

で、今朝になって会社に来てPCのロックを解除すると、昨夜帰宅したときと同じダイアログが表示されている。プログレスバーもそのままに障害解析ツール自体が障害に陥ったらしい。仕方ないので、PCを再起動した。

ここまではまだ良かった。

障害解析ツールはべらぼうに長い時間かけたあげく、「問題はありません」と抜かしよった。1トンダンプでPCを踏んづけてやりたかったが、そういうわけにもいかないので、「はいはい、どうせそんなことだと思ってましたよ」といいながら、「修復」をあきらめて「再導入」を選択した。でも結局駄目で、それを二度繰り返してから、「こいつはもう救いようがない」と観念してOffice2007を「削除」した。「削除」は問題なく終了した。マイクロソフト万歳!

でも、それはまだ途中だった。

なんとなくいやな予感はしていたのだけれども、Office2003を導入してみてその予感は的中した。「Office2003」が起動できない。で、「あんなこと」や「こんなこと」や「こ〜んなこと」までやってみて(その間数時間が経過していて、Officeは当然ながら使えない)、予感は確信に変わった。どうやらPC君に何かが起こったらしい。

Google先生に相談してみた。

毎度のことながら世の中にはこうして困っている人が多いことがわかった。書かれている記事やリンクを調べて色々なことがわかった。setup.exeにALLUSERSというオプションをつけることによって、実行できるユーザを制限できることもわかった。で、早速誰でも実行できるように指定して再度Office2003をインストールしてみたのだよ、ワトソン君。

勿論嫌な予感はあった。

だって、その設定はデフォルトの指定のはずだもの。案の定というか宍戸錠というかやっぱり同じでOffice2003は動いてくれない。ほとほと参った。ビルゲイツに謝罪しようかと思ったくらい困った。OpenOfficeに移行しようかとも思ったけれど、Outlookの予定表が見られないと会社で生きていけない。

勿論PCを再インストールしたい衝動は最初から感じていたさ。

だけど、そんな馬鹿みたい作業にこれ以上時間をかけたくなかった。だから、少しでもましな方法をと思って、新しくユーザを作って、そのアカウントでログインしてみたら予想通りOffice2003が起動できた。「え?なんか珍しいですか?普通ですよ」とか言っていそうで、マジにむかついたが、致し方ない。

で、以前の(Office2003の動かなくなった)アカウントの設定をせっせと新しいアカウントに動かしたわけさ。秀丸の登録から、Officeのオプションから、プリンタの設定から・・・。

もうやだ。(T_T)

でもやらないと仕事できないし、予定表が見られない。(_ _;

あー、なんてへこむ作業だろう。

世の中にはもっと大切なことがいっぱいあるのに・・・。

Meadowが動かなくなったり、他にも多少怪しいところはあるものの、午後6時くらいになって、やっとそれなりの生活ができるようになった。当然ながらやろうと思っていた作業は全く進まず、少しでもと思って作業していたら今日は午前様になってしまった。

余裕をもってすごそうと決意したのが、出社二日目でこれか・・・。(泣)

もうあまり深く調べる肝、じゃなくて気もないのだけれど、多分何かのはずみでユーザ情報に関連するレジストリが壊れてしまったのだろう。Office君はそれを律儀にチェックしていて、動作を拒絶したのだ。でも、「誰でも使える」オプションで動かないってどういうことよ?

でも、冗談抜きで、「時間の使い方とは」とか「人生の意味とは」と考えてしまったよ。ありがとう、ビルゲイツ。ありがとうマイクロソフト。(嘘)