Linux Foundation Japan講演資料完成

多分、いつものように会場でも編集することになると思うけれど、とりあえず完成した。最初のMac (Keynote)で作成した資料としては、まあ悪くないんじゃないだろうか。

講演資料を作成するにあたっては、
・来日するゲストへの感謝
・来日するゲストを退屈させたり、不快な気持ちを与えない
・参加者の人たちにとって有益な情報を提供し
・特にメインラインやコミュニティへの参加を勇気づける
ことを目標として設定し、それをTOMOYO Linuxの時系列の取り組みを軸に展開した。ひとつの冒険として、単なる一方向のプレゼンテーションにならないための工夫もしている(うまくいくかどうかはわからないけれども)。講演の終了後は、これからTOMOYO Linuxに興味を持つ海外の人々にとって、有効な情報源となるはずだ(なるように考えて作成している)。

やりたいことはだいたい気持ちよくまとめられたけれど、ひとつ果たせなかったのは、事前質問への回答だ。内容的には、2件、
・名前の由来(まだ聞くか・・・)
SELinuxとの関係(共存)
だが、前者は既にWikiやSDの連載など各所で説明している上に本質的な情報ではない。後者は、逆にとても本質的な内容で是非語りたいところだが、おそらくその話題についてこられる人は参加者のうち数名、ゲストではJames Morrisのみの上、1時間の講演枠におさめるのは難しいから見送った。

資料の制作にかけた時間は、多分今まで行った講演資料の中では一番短いが、勉強しながら使ってみたKeynoteの機能により、ちょっとおもしろい仕上がりになっている。会場に来られる人は是非生で見て欲しい。