荷造り

2度目となるOLSの荷造りを始めた。

ベルギーで道に迷ったりケチャップ強盗に遭った経験から、帰国後携帯用と本格的なオリエンテーリング用のコンパス、それに警笛を購入していた。コンパスは現在地を見失ったときに使うが、日本にいればいたるところに地図があるし、携帯にもGPSがついている、またお店や歩いている人に尋ねればだいたいの場所はわかるから、コンパスを買ったのはあまり意味がなかったかもしれない。購入後東海道線の電車の中で数回使っただけで役に立っていない。

警笛については、ケチャップ強盗の被害に遭ったときに、「もし犯人が逃げる姿を見つけて、それを追いかけようとしたときに日本語でも叫んでも誰も意味がわからないし、助けてもらえないだろう」と思って購入したものだ。コンパスも警笛もアウトドア用品の店で、ブランドやスペックを調べて購入した(笑>凝り性な自分)。

今回、コンパスセットと警笛を持っていくが、OLSの会場と宿泊するホテルは徒歩5分くらいだし、今回は単独でもないので、あまり活躍する場はないだろう(というか、あったら困るわけだが)。

PCについては、個人持ちのThinkPad(Vista Ultimate)とMacBookを持って行くことにした。ThinkPadはベルギーにも持って行ったものだが、考えてみると会社のPCを持ち出さないのはこれが初めてだ。Linux Foundation Japanの講演でもこの2台を持参したが(同時に2台は使うわけではなく1台は予備となる。実際にはMacBookを使った)、今後は特別な事情がない限り会社のPCは使わないと思う。

ThinkPadMacBookも気に入っているけれどまだ使い分けが固まっていない。ThinkPadは「よく切れる刀」のような感じで、秀丸で原稿を書いたり、Word, Excel, PowerPointを「ちょこちょこいじる」のに適している。MacBookは、ソフィストケートされていて、使っていて快適だが、この頃「親切だ」と思い始めている。いろいろ使っている人のことをよく考えてある印象を受ける。だいたいのことはMacBookのほうが快適なのだけれど、記事を書いたり、スケジュールがタイトな作業では、やっぱりThinkPad+Vistaにはかなわない。また、MacBookThinkPad X61に比べると、だいぶ大きくて重い(その分画面も広いけれど)。MacBookを買ったとき、アップル銀座の店員さんが、「メモリは2GBで十分ですよ」と言っていたが、使ってみると本当だった。だいたいのことは2GBで十分快適に動く。驚くほどだ。ただ、iDVDと今回のBoFで準備しているような6000件くらいのデータの3Dグラフとかになると、ちょっとつらい。そうした作業の頻度はそれほど高くないので、4GBにするかどうか思案中。