テレビの修理その後

画面に帯状に汚れが映るようになった液晶テレビの修理について、修理にきていただいたソニーの方から電話が入った。「上司と相談したところ、新製品と交換することにOKがでました」と言う。直せるなら直して使いたいと思っていたが、まあ、それなら仕方ないかと思っていたら、交換してくれるという製品が想定していたF1ではなくて、J1だと言う。それほどすごい違いがあるわけではないが、当時あえて電気屋さんの勧めを退けて亀山でなくソニーを選んだ自分としては、今までブラウン管から含めてテレビはソニー以外買おうと思わなかった自分としては納得できない。上位モデルにしないのなら、むしろソニー以外の製品を買ったほうがましだ。

「それならパーツ(液晶パネル)が入るのを待つことを考えたいです。すぐには入らないということでしたが、いつごろになるでしょう?」と聞いたら、「いや、どうも国内で払底しているようです」と意外な答えだった。要するに僕が買ったソニーのテレビは、もう直せないのだ。「それならJ1とF1の差額を負担するので、F1にしてもらうということは可能ですか?」と聞いたが、まあ、それは聞くまでもない愚問だった。もう、仕方ないのかなと思っていたら、「もう一度上司に相談します」と言われた。

その後電話をもらい、結局この件は希望のF1と交換していただけることになった。ソニーさんにはちょっと悪い気がするが、でもやっぱり購入でも交換でも修理でもソニーのテレビならフラグシップとは言わないけれど上位モデルじゃないと嫌だ。こだわりの少ない自分のこだわる部分だ。それにしても、3年前に購入したばかりのテレビが修理できないというのはどういうことだろう。引き取られると多分、そのまま廃棄されるのだろうと思って、故障しているテレビを見ると、なんだか心が痛む。