ひさびさのカーネル読書会

吉岡さんからお誘いをいただいていたYLUGカーネル読書会に参加した。正式に社外発表として手続きすると大変なので、今回は個人的に撮影した写真(flickr, Google)と7月9日に行い既に資料も動画も公開されているLinux Foundation Japan #8 Symposiumの内容を個人持ちのWindows Vista PCで紹介することにした。他に講演されていた方は、発表用の資料を作成されていた方も多かったが、PCは自分のように個人持ちのものを使用した方がほとんどだったようだ。

自分が会場に到着したときには既に話が始まっていたが、今回ついにまっちゃだいふくさんとお会いして話をすることができた。冒頭、「去年、OSC大阪に行って話をしたときには、その場では名乗ってくれずに、家に帰ってから、『思ったより電波を出してなかった』とブログにコメントを書かれたことがある」と苦い経験を披露し、「2chTOMOYOスレを読んでいる人は名乗り出てね」というお願いをしたのだが、それに続けて、えんかい君の名簿に名前があった「まっちゃだいふくさん、いますか?」と聞いたら、元気かつにこやかに手をあげてくれたのでとてもうれしかった。まっちゃさんは、大阪に住まれていて、TOMOYOが激励?された例のYLUGがまっちゃさんにとって最初に参加したYLUGで、激励された自分も驚いたがそれを目の当たりにされたまっちゃさんも相当にインパクトがあったようだ。「特に吉藤さんがひどかったですね」などと、今振り返ると良い思い出だ。あのときのYLUGTOMOYOを激励してくれた三人集のもう一人、伊藤さんも会場にいらしていて、その三人の前で、LFJの講演資料を紹介できたのはうれしかった、というか今回のYLUGはそのために参加したようなものだ。LFJの資料では、吉岡さんと吉藤さんの顔写真を使用しているが、伊藤さんの写真が見つからなくて、という話をすると、伊藤さんは「ブルークォーツのイベントで探せばいくらでもありますよ」とのことなので、後から探して追加したい。まっちゃさん以外では、これまで多数すれ違っているが話をしたことがなく、自分からは面識がないDebianメンテナでTOMOYOもお世話になっていて、さらに「やる夫」の師匠でもあるやまねさんも参加されており、非常にアグレッシブに発言されていた。一言挨拶をしようと思いつつ、結局今回も直接お話をすることなくすれ違ってしまったが、少なくともやまねさんを認識できるようになったのは収穫だ。

また、もうひとつ忘れてはならないのは、京都銘菓の阿闍梨餅だ。これはなんとまっちゃさんがわざわざ大阪からおみやげに買ってきてくださったのだ。ビールとピザパーティの際に、まっちゃんが「阿闍梨餅どうでした?おいしいでしょ?」と話しかけてこられたのだが、家に帰ってからゆっくりいただこうと思い鞄にしまっていると言うととても悲しそうな表情でなんだか悪いことをした(申し訳ない)。海外さんや他の人たちはもらったその場で食したようである。

今回の会場は、楽天さんの会議室で、参加者は約80名、ビルも会議室もきれいで快適だったが、最後の挨拶で「これだけの人数の社外の方を社内に入れるのは大変」と挨拶をされていた。会場を提供された楽天さんとスタッフの方々(おそらく20名くらいの方が対応されていたはず)に感謝。よしおかさんのブログで、「OLS2008日本人発表者全員が参加」と書かれていて、もう少し多いような気がしていたので少し驚くと同時に、来年日本で開催されるカーネルサミットのことがちょっと心配だ。