PacSec2008 2日目

10時からの熊猫先生の発表に参加するため、9時50分くらいに会場に着いたが、受付がでておらず、スタッフも誰もいない。看板も何もない(笑)。これだと2日目だけ参加する人は、会場に来ても間違いかと思って帰ってしまうだろう。さすがPacSec、おそるべしDragos。

肝心の発表は、無事終了した。質問は2件で1件目は、(結局)既存のブルートフォース対策と比べてどう違うのか?という内容で、残念ながら発表の主旨をあまり理解してもらえなかったようだ。2件目は、OpenSSH開発プロジェクトのリーダー、Damien Millerからのコメントで、「認証の際に環境変数も利用できるのは便利だと思う」というものだった。

初日は参加していないからわからないけれど、今年のPacSecは去年と比べると少し人が少ないかもしれない。日本人の参加者も3件でちょっとさびしい。でも発表の内容や独特の会議の雰囲気は、去年と変わらない。「変わらない」と言えば、去年と違って今年は(少なくとも2日目は)、ほぼ予定どおりに進行している。Dragosや関係者が、「こんなことはPacSec始まって以来初めてだ」とMCを入れて、皆笑っている。