定期券

JRの横浜駅は何度も何度も工事を繰り返していたが、みなとみらい線が開通してからはなんとか落ち着いたようだ。僕は毎朝乗り換えで横浜駅を通る度に駅の設計が悪いことを感じる。横須賀線、湘南新宿ライン、京浜東北線、東海道線、みなとみらい線、横浜線、京浜急行線、相鉄線、横浜市営地下鉄、東横線が交わるこの駅は、普段でも人の流れが混雑して、事故や故障があったりすると駅が人であふれかえる。駅のスペース自体も十分でないのだろうけれど、それにしても定まった流れができないのは少なからず設計が原因だろう。きちんと人の流れを意識して設計すれば同じスペースでもかなり違うのではないかなと駅を通る度に考える。

僕は東海道線を利用しているけれどもSUICAを使っていない。それは定期券の枚数を減らしたいということと、改札をスムーズに通りたいから。SUICAを使う人が増えたせいか、毎日の通勤で必ずのように改札を通り損ねる人がいる。駅は、狭くて混んでいて改札には定常的に行列ができている。改札でひっかかる人がいると、並んでいる人が殺気だつのを感じる。二度続けて失敗したりする人がいると怖い。僕は器用ではないから、SUICAにするときっと通れないことがあって、迷惑をかけるだろうから、SUICAにしない。その代わり、というのはおかしいかもしれないけれど、僕は改札に定期券をいれるのがうまい。マイケルジャクソンがMusic Boxにコインを入れるみたいにすべりこませる。うまくできたときは、なんだか気持ちが良くて、Smooth Criminalの映像が浮かぶ。ところでどうしてみんなSUICAをあんなに強く改札機にたたきつけるのかな？