IIJ

今日は夕方、セキュリティなミーティングに参加するため会場である神保町のIIJ*1に出かけた。用事があって、最後まで聞けなかったのだけれども、SONYの方の組み込み装置のセキュリティの話がとても興味深かった。と、思ったらHot Wiredに「携帯のアイコンをドクロに変えるウイルス」なんていう記事が掲載されているのは、昨日のPoliceのSynchronicityが続いているのか。

携帯電話を含めた組み込みデバイスは、ソフトウェアの規模が指数関数的に増加しているそうだ。被害は踏み台にされるだけでなく、コピー機の出力を高めて燃やしてしまうなんて話が出たのは笑いながら聞いたけれど、あながち冗談とも言えないかもしれない。ネットワークでインテリジェントな世界では、SFだった事が現実になる。もう亡くなられてしまったが、ショートショートの名手だった星新一さんの「声の網 (講談社文庫 ほ 1-4)」は、ネットが当たり前になった今の社会を映していて、小説の世界の2001年宇宙の旅 [DVD]みたいだと思う。

F社を中途退社して入社した同僚のIさんからF社の内情について書いたいわゆる「暴露本」を借りていたが読み始めた。内容はしっかりしているが、何故かいたるところに英語の表現が挿入されていて読みにくい。四分の一くらい読んだところだけれども、読むととりあえずF社では働きたくなくなるかもしれない。

今日は、東海道線が空いていて、幸せだった。毎週火曜日が休みだったら良いのに。そう思いながら僕はAir H" 32Kで東海道線の電車でこの日記を書いている。

*1:素晴らしいビルと会議室だった