3日がかりで、クラーク・ゲーブルが出演している「或る夜の出来事」を見た。大富豪の娘が恋人との結婚を反対されて家出して、令嬢のことをスクープにしようとする記者と旅をしている道中、記者に恋をしてしまうという話だ。若いゲーブルは「ゴージャス」という言葉がぴったりだ。この時代の映画が持っている輝きは、やはり今の映画にはもたせられないものだろう。