ICカード公衆電話のサービス終了

新聞の広告欄に「ICカード公衆電話の全てのサービスを、平成18年3月末までに終了させていただきます」と、小さく記事が掲載されていた。手持ちのICテレホンカードは、未使用・使用中にかかわらず磁気テレフォンカードと交換してくれるらしい。NTTではこのためにテレホンカード交換センターを設置して、申し込み書の送付と受付を行い、交換の手数料を負担する。有効期限*1が過ぎているものは1枚につき100円(税込105円)を請求するらしい。

僕は結局一度もICカード公衆電話カードを使わなかった。カードも持っていないから自分としては何も困らないのだけれど、日本全国に配置されているICカード公衆電話やカードの販売機のことを考えると、やるせない気がする。このカードや対応する電話機の仕様を考えた人がいて、それを製造した会社があったのに、ICカード公衆電話は存在しなくなってしまうんだ。

*1:テレホンカードに有効期限があったなんて知らなかった。