はじめての女性専用車両

今日はビッグサイトで開催されているLinux World Expo会場で、「セキュアOSに関する本音BOF」に参加することになっていた。

横浜から湘南新宿ラインに乗り大崎駅で下車すると、りんかい線の電車が停車中だったので、何も考えずに近くのドアから乗車した。横浜寄りの最前列の車両だ。電車は大変空いていて、数名しか人がいない。正面の席に座っているOL風の女性が鞄を開きながらたまにこちらのほうを見るのでなんだか気になったが、ドアの隣の席で本を読み始めた。

定刻になり電車が発車してから窓に貼られている赤いステッカーに気が付いた。女性専用車両と書いてある。(_ _; ゆっくりと車内を見回すと、女性しか乗っていない。ガラス越しに隣の車両(2両目の車両)を見ると、「結構たくさん」人が乗っている。衝撃。

本を鞄にしまい、どうすべきか一生懸命考えたが、僕は電車のかなり先頭の座席に座っていたので、車内を歩いて隣の(女性専用でない車両)まで行くには相当長い時間歩かないと行けないし、隣の車両の人達は女性専用車両から僕がカミングアウト(泣)すると驚くだろうから(驚くだけでなく非常ボタンを押して電車を止めたり、携帯電話で警察を呼ぶかもしれない)、その案は却下した。

仕方なく次の駅で停車をするのを待ち、「できるだけ目立たないように」立ち上がり、ドアから減車して、そのままホームを歩いて移動し隣の車両のドアから乗車した。「できるだけ目立たないように」したのだけれど、降りる時には車内の女性数名がこちらを見ていた。(_ _; また、ドアから降りた際に、女性専用車両に乗ろうとしていた女性数名とご対面してしまった。(_ _; うぅ

まあ、しかし、とりあえず逮捕されたり、連行されることなく国際展示場までたどり着くことができたのは良かった。思うのだが、女性専用車両は車両の外装および内装、シートも全部ピンクにするなどもっとわかりやすくしてもらえないだろうか?(僕が総理大臣になったらそういう法律を作ろうと思う)