Googleのエンジニアに押しかけデモをする

豊洲に戻りいくつかの用事を片づけてから、Googleの講演をしたPaulのアドレスを調べ、GoogleだけにGmailでメールを送った。「午前中講演を聴いたけれど、興味深かった。自分もOLSに行ったが自分の発表の準備で、あなたの講演を聴けなかったのは残念だ。自分が理解した内容だと、SELinux, AppArmorやTOMOYO LinuxのようなセキュアOSの実装が、あなたの開発している内容に参考になるような気がする。いくつかのURLを送る」というような感じだ。

メールを送ってすぐに、「7/16までは不在でメールを読まないかもよん」的なふざけた不在通知がきたが、その少し後に、返事が来た。何通かやりとりをしてから、「まだ会場にいるのか?いるならこれから会場に戻ってデモをする」とメールを送り、返事も待たず熊猫先生を召還して会社を飛び出した。会場に着くと、彼はまだ残っていたので、"Guess who?(誰かわかる?)"と話かけて、会場の外に連れ出し、無理矢理TOMOYOのデモを見せた。彼は英国人で、いわゆるイギリス英語の発音で、かつJonathanとは違って「ゆっくり話してあげよう」という気持ちがなくせっかちに話をする。

ちょっととんちんかんな事を言っている気がしたが(多分向こうもそう思っていただろう)、あながち全く関係がないわけではない(笑)ことがわかり、握手して会場に戻った。