飼い犬に手を噛まれる
朝、会社に行く前に愛犬の散歩をするのが日課になっている。今日もいつものように家を出た。犬を飼っている人ならわかると思うが、犬というものは電信柱のところで、オシッコをしたり、臭いを嗅いだり、なめたりする習性がある。多少は待っているが長いとリードを引っ張って歩き始めるわけだが、今日はリードを引っ張ってもいつもの手応えがなかった。犬は同じ場所にいる。「?!」と思って、リードを見ると、首輪のところで金具が壊れている。今や、愛犬は完全な野良ビルド、じゃなくて野良犬状態で自由に存在して、四つ足で立っている(そりゃ二本足で仁王立ちはしないわな)。
事情がわからぬまま「まずい」と思って、犬の近くに行って首輪をつかもうと思ったら、犬が突如凶暴化して襲いかかってきた。(T T)
右手をばっくり噛まれた。(T T)
い、痛い・・・。(>_<)
血がでてきた。(_ _;
普段だったら、リードをつかんで、スーパーマリオなみにぐるぐるぶんまわして壁にたたきつけてやるところだが、何しろリードがない。野良状態で野生本能を向きだしにしている犬に対して、普通のリーマンでは太刀打ちできない。「ここが中国でなくて良かったな!この野郎」と叫ぶのが精一杯だった。痛さと悔しさで涙が1リットルくらい流れた(エリカ様か?)。
とにかく、首輪をつかまえて家に戻ったが毎朝、散歩をさせてやって、朝食のパンも分けてあげているのに(一度あげたら、他のことは何も覚えられないのにパンだけもらえるものと思って必ず待つようになった)この仕打ちとは・・・。、「飼い犬に手を噛まれるとはこういうことか」と思った。しかし、日記を書きながら思ったのだが、「噛む」という漢字はとても雰囲気がでている。「犬の歯は、全部犬歯なのかな?」そんな思いが頭をよぎった。