SELinuxの変化

自分の前に中村さんの発表があったが、SELinux一家(座席は固まって座るし、本当に「一家」とか「軍団」という感じだ)を含め、多くの参加者がきていた。多分50名以上はいたと思う。

中村さんとはELCでも一緒だったが、今年のELC, OLSについて去年と比べてあきらかな変化が見られる。うまく整理できていないけれどもSELinux陣営の態度がやわらかくなり、SELinuxに関する関心は明確に高まっている。ここでいう「関心」は性格にはSELinux固有ではなくて、「Linuxのセキュリティ強化」のはずでもしTOMOYOがマージされていれば同じように話を聞いてもらえて、使ってもらうこともできただろう。実際の利用が始まり、流れができてからは、後発にとっての障壁は高くなる。あせっても仕方ないけれど、早くマージを目指したい。