スーツケース破損

今回の出張の往路でスーツケースの留め具の一部が破損してしまった。オタワに着いてから気がついたのだが、どう考えてもUAの窓口に相談してどうにかなる気がしなかったので、復路でANAの人に相談しようと思っていた。

NH11便でCAさんに相談したところ、成田空港で関係者に相談するように言われたので、手荷物を引き取ってから行ってみたが、航空会社的には鞄が避けて中身があふれたりするなどの場合は保証するが、それ以外(荷物の中身自体は届いている)については、保証できないということをとてもすまないという顔をして言われた。まあ、それもそうだろうと思う。でも、それだけではなくて、「携行品の保証を含む保険に加入されているのであれば書類をお手伝いします」と言われた。ベルギーの出張でまさにこの保険を使ったが、請求するには必ず被害を証明する証跡が必要となる。それを発行してくれるということだ。なかなかきめの細かいサービスではないだろうか。やっぱり日本の会社は良いなぁ。

今回の被害は、留め具の破損(どうも無理矢理あけようとして壊してしまったように見える)とTSAの鍵がなくなっていることの2件で、鞄自体新しいものではないこともありたいした保証が得られるような気はしなかったが、とりあえず状況を説明して様式を作成いただいた。全日空さんありがとう。なお、こうした荷物の対応については、「被害に遭ってから一週間以内」という前提があるようだ。今回の出張は一週間以内だから良かったが、やはり本来は被害に遭ったときにすぐ届けないといけない。また、「携行品の被害」に対応したクレジットカードは実は少ない。通常はゴールドカード以上だが、なかにはゴールドでなくても対応したものがある。こうした違いもまた前回ベルギー出張の際にわかったことだ。自分の場合はANAのwideカードを持っていて、これはゴールドカードではないが、携行品の被害もカバーしている。また、エコノミーでも優先搭乗ができるなど結構コストパフォーマンスが良いと思う。